インフルエンザワクチンは9月20日現在入荷済みですので、助成対象外の一般料金での接種の方は、9月24日以降いつでも接種できます。


インフルエンザ予防接種対象者と接種回数、料金

名古屋市在住の65歳以上の方(定期接種)

昨年と同時に10月15日から高齢者への名古屋市助成があります。
令和6年度高齢者を対象としたインフルエンザ予防接種について(名古屋市)もご覧ください。

名古屋市に住民登録のある下記の方は定期接種の対象となります(定期コロナワクチンと対象者は同じです)

・接種日時点で 65歳以上の方
・接種日時点で、60−64歳の心臓、腎臓、呼吸器の機能障害またはHIVによる免疫機能障害(身体障害者1級相当)のもの

自己負担: 1500円

接種回数:1回
接種期間:令和6年10月15日から令和7年1月31日まで


任意接種の方

◆今年も受験生の学年は無料になります
名古屋市にインフルエンザ予防接種の実施日時点で住民登録があり、かつ、令和6年度中に12歳、15歳、18歳になられる方のインフルエンザ予防接種は無料となります。
ご自宅に郵送されるクーポン券をご持参ください。詳しくは下記のリンク先のページをご覧ください。
《参考》子どものインフルエンザ予防接種費用の助成事業について(名古屋市)
 *経鼻弱毒生インフルエンザワクチン「フルミスト」は対象外となっています。


◆一般料金(上記の助成制度の対象以外の方)
 1回目 3600円
 2回目 3000円(当院で1回目も接種された方のみ)


◆接種回数
12歳まで は2回接種 ですが、
  インフルエンザ予防接種を去年まで2回接種している方は1回でも可
(特に9歳以上の方は1回でも可)とする意見もあります。

13歳以上 1回のみ


64歳以下の方の問診票こちらです。プリントして記入して持参していただくと待ち時間の短縮になります。
 (65歳以上の方の問診票は複写式ですので、院内受付にてお渡しします。)



接種の推奨時期

◆接種推奨の時期は例年通り、10月15日から11月中の接種をお勧めします。

予防接種による免疫は接種後3週くらいで抗体ができ、5ヶ月ほど持続すると言われています。2回接種の場合は2-4週の間隔をあけて接種します。

2回接種が必要なお子さんは、だいたい4週間隔で接種するのが最も抗体のつきが良いようですので、1回目を10月半ば〜11月始めに接種し、2回目を11月中に接種するのが良いかと思います。

1回接種の場合、おそくても11月中旬までに接種しておかれると良いでしょう。



今年のインフルエンザワクチンについて

令和6年度(2024/2025シーズン)のワクチンも去年と同じくA型株が2株、B型株が2株含まれた4価ワクチンです。

A型株   A/Victoria(ビクトリア) /4897/2022(IVR-238)(H1N1)pdm09
      A/California(カリフォルニア) /122/2022(SAN-022)(H3N2)
B型株   B/Phuket (プーケット) /3073/2013 (山形系統)
      B/Austria(オーストリア) /1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)


経鼻インフルエンザワクチン「フルミスト」について

今年度、日本国内で承認されたフルミストを使用します。2歳から18歳の方のみ接種できます(要予約)。

◆接種料金と回数  1回接種(各鼻腔に0.1mlずつ噴霧)  8800円(税込み)

※ただし9歳未満で過去にインフルエンザワクチンを一度も接種したことがなく、インフルエンザにも罹患した既往のない方は2回接種(4週以上の間隔をあけて)が勧められています。
*入荷数に限りがあります、在庫がなくなり次第、終了させていただきます。

◆フルミスト特有の副反応について
生ワクチンであるため、噴霧後1週間以内に鼻水、鼻づまり、のどの痛みなどの症状が出ることがあります。
噴霧後2週間程度、インフルエンザ抗原検査が陽性を示す可能性があります。
その他、他の予防接種と同様のまれに起きることがある副作用等の詳細は、予診票をご覧ください。
 フルミスト予診票 (印刷して記入してから持参していただいてもよいです)

◆接種できない方、接種を避けた方がよい方

  • 対象年齢以外の人
  • 重度の喘息を有する方、現在も喘息症状がある方
  • ゼラチン、鶏肉、卵白やその他のワクチン成分に対して重度のアレルギーのある方やアナフィラキシーの既往がある方
  • 免疫が著しく低下している方、免疫抑制剤などを服用中の方、または免疫力が著しく低下している人と同居している方
  • 妊娠中の方、乳幼児と同居中の方
  • 明らかな発熱(37.5度以上)がある方
  • アスピリン、ボルタレン、ポンタールは併用注意薬となっています
◆製造株
A型株  A/ノルウェー/31694/2022(H1N1)、A/タイ/8/2022(H3N2)
B型株  B/オーストリア/1359417/2021(ビクトリア系統)



前ページへ戻る


このページのトップへ