診療方針・かかりつけ医機能・人生会議(ACP)

いとう医院の診療方針と
医療・ケアに関するご案内

当院が大切にしている診療の考え方、地域におけるかかりつけ医機能、
そして人生の最終段階における医療・ケアの方針についてご説明します。

当院の診療方針

患者さん一人ひとりの状況に応じた、丁寧で安全な診療を大切にしています。

当院では、患者さん一人ひとりの状況をきちんとお伺いし、 それぞれに適切な診療をするよう心がけています。

すべての方に同じ印象や満足度をお約束できるとは限りませんが、できる限り丁寧な説明と対応を大切にし、 多くの患者さまに安心と信頼を感じていただけるよう努めています。
診療の内容や進め方について患者さんの意向を尊重しつつ、状態に適した方針や安全性を最優先に、 医学的根拠に基づいた判断をいたします。

私たち姉弟は開業医であった祖父・父の姿を間近に見て育ちました。 当院は、祖父・良基の開院した伊藤医院、その後を継いだ父・良一のいとう医院が起源となっています。 父の医院の一旦閉院を経て、同じいとう医院の名前で再開いたしました。

院長は消化器内科を専門とし、胃カメラ・大腸カメラなどの内視鏡診療に加え、 肝胆膵領域を含む幅広い消化器疾患の診療に携わってきました。 一方で、専門分野に偏らず患者さんの全身を診ることを大切にし、 糖尿病、喘息、肺炎、高血圧、甲状腺疾患など内科全般の診療経験も積んでいます。

いま、大病院は外来を縮小し、入院機能や高度治療に特化する傾向があり、 地域のかかりつけ医との連携を強めようとしています。 患者さんが最初にかかる医療施設として、また大病院で急性期治療を終えた後の受け入れ先として、 クリニックの役割は今後ますます重要になると考えています。

わたしたちは地域のみなさまの 「なんでもまず相談していただける窓口」 でありたいと考えています。風邪や生活習慣病といった身近な病気から、 精密検査や専門的な治療が必要な疾患まで、それぞれの患者さんの状況に合わせて真摯に対応し、 その時々の状態に応じた方針を一緒に考えていきます。

2025年12月

かかりつけ医機能について

地域における「かかりつけ医」として、以下の体制を整えています。

当院は、地域におけるかかりつけ医機能を担う医療機関として、 日常的な診療、健康管理、医療機関との連携等に対応しています。

■ 当院が有する機能

  • 日常的な診療を総合的かつ継続的に行います。
  • 高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の継続的な管理を行います。
  • 他医療機関の処方を含め、服薬状況を確認し適切な管理を行います。
  • 健康診断結果の説明、予防接種、健康相談に対応します。
  • 必要に応じて専門医療機関へ紹介します。
  • 胃カメラ・大腸カメラ・超音波検査等に対応しています。

■ 相談対応・一次診療

病状や治療内容、健診結果、生活習慣病管理などについてご相談いただけます。
内科・消化器内科・循環器内科領域を中心に、 日常的な体調不良や慢性疾患の診療に対応しています。
専門的な検査や治療が必要な場合は、適切な医療機関へご紹介します。

■ 在宅医療

24時間対応の在宅医療(訪問診療)体制は有していません。
一方で、在宅療養中の患者さんについては、病状や状況に応じて訪問看護や介護サービス等の関係機関と連携し、 必要な支援や助言、診療情報の提供を行います。
訪問診療が必要な場合には、対応可能な医療機関をご案内します。

■ 時間外対応

診療時間外においても、再診のかかりつけ患者さんに対し、原則22時まで電話相談に応じる体制をとっております。
すぐに電話に出られない場合は、留守番電話にお名前とご用件をお残しください。確認でき次第、折り返しご連絡いたします。
なお、病状や状況により当院での対応が難しい場合や、緊急を要する場合には、救急医療機関の受診をお願いすることがあります。

■ 地域における役割

  • 学校医として、地域の児童・生徒の健康管理に関与しています。
  • 介護保険における主治医意見書の作成など、高齢者医療に対応しています。

■ かかりつけ医機能に関する研修

当院医師は、日本医師会が実施する「かかりつけ医機能報告制度にかかる研修」を修了しています。

■ 医療機関との連携

必要に応じて、専門医療機関や地域の病院、介護関係者等と連携して医療を提供します。

■ 主な連携先

名古屋市立大学病院、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院、聖霊病院、中京病院 など

いとう医院

人生の最終段階における医療・ケアに関する指針

患者さんご本人の意思を尊重し、その人らしい医療・ケアを支えるための方針です。

いとう医院

当院では、人生の最終段階における医療およびケアについて、 患者本人の意思を最大限尊重し、その人らしい生活を支えることを基本方針としています。

1.基本方針

当院では、人生の最終段階における医療およびケアについて、 患者本人の意思を最大限尊重し、その人らしい生活を支えることを基本方針とします。

2.意思決定支援の考え方

  • 患者本人の意思を最優先とします。
  • 患者本人の意思が確認できない場合は、家族等と十分に話し合います。
  • 医療・ケアチームで情報を共有し、多職種で支援します。
  • 患者の価値観や人生観を尊重します。

3.具体的な対応

  • 病状や予後について、患者および家族に十分な説明を行います。
  • 治療方針について複数の選択肢を提示し、患者の理解を確認します。
  • 延命治療の希望の有無について、適切な時期に確認します。
  • 必要に応じて医療・介護関係者と連携します。

4.人生会議(ACP)の実施

当院では、患者本人・家族・医療者が話し合う「人生会議(ACP)」を重要と考え、 継続的に実施します。

5.意思の変更について

患者本人の意思は変化し得るものであるため、適宜見直しを行い、柔軟に対応します。

6.在宅医療との連携

在宅療養や終末期医療が必要な場合には、訪問看護や介護サービス等の関係機関と連携し、 患者さんの希望に沿った医療・ケアが受けられるよう支援します。
必要に応じて、対応可能な医療機関とも連携します。

7.その他

本指針は、厚生労働省「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」に基づいて策定しています。

いとう医院