下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ検査)を受けるには
まずは予約のための受診をお願いします
- 大腸カメラを予約するためには一度受診していただく必要があります。
- 症状をお伺いし、検査説明の他、常用内服薬の確認や検査前日の注意事項・前処置の説明、下剤のお渡しなどを行います。
- 検査を受けるかどうか迷っていらっしゃる方も、一度受診してご相談ください。
- 血液をサラサラにする薬を飲まれている方は、数日前に中止していただく場合があります。
予約時にはお薬手帳をご準備ください。
- 高齢の方や、症状によって入院した上での検査が望ましいと思われる場合には、入院設備のある病院での検査をお勧めし、ご紹介させていただくことが有ります。
大腸カメラ検査の前には
- 前日のお食事は軽めにし、夕食は21時までに済ませ、以降は絶食してください。
- 繊維の多い食品は避けてください。(避ける食品の例:ごぼう、きのこ類、ワカメなどの海藻類、かんぴょうなど)
- 水、お茶、スポーツドリンクなどの透明な液体は飲んでもかまいません。
- 21時ごろに、予約時に当院からお渡ししてある下剤を飲みます(ない場合もあり)
。
- 当日朝のお薬は飲まずに来ていただきますが、血圧の薬などは飲んでいただくようお願いすることもあります。ご予約時にお薬の内容を伺ってから決定します。
- 朝9時過ぎに来院していただき、院内で約2時間かけて腸管洗浄剤を服用します。何度か便が出ますので、排便状況を確認します。過去に大腸カメラ検査を受けた経験があり、不安のない方は、ご自宅で服用していただくことも可能です。
- お昼過ぎ、排泄物の中に固形物がなくなり色が透明に近くなったら検査開始です。
大腸カメラ検査が終わったら
- 生検(組織の採取)やポリープ切除を行った方は、後日、病理組織結果の説明が有ります。
- 当日検査後の食事は刺激物は避け、軽めに済ませてください。
- ポリープ切除を行った場合、1週間は飲酒や激しい運動、遠方への旅行は控えてください。